マラソン日本記録を出すと1億円の賞金
日本実業団陸上競技連合は2015年3月30日に実業団マラソン特別強化プロジェクト「project EXCEED」というのを発表しました。
日本実業団陸上競技連合は、日本記録が男子で2002年(高岡寿成2時間6分15秒)、女子で2005年(野口みずき2時間19分12秒)以来日本記録が出てないことや2020年東京オリンピックに向けマラソン強化の為に報奨金制度を設けました。
目的は、2020年東京オリンピックのマラソンでメダルを取ることとしています。
また、報奨金制度にはもう一つの実業団選手マラソン日本記録「挑戦」奨励制度が設けられています。
マラソン日本記録賞金制度の概要や条件
マラソンで日本記録をだすこと※2018年11月時点で、2018年2月東京マラソンで設楽悠太、2018年10月シカゴマラソン大迫傑が日本記録をだして1億円の報奨金を獲得しています。
報奨金制度の期間
2020年東京オリンピックマラソン代表選考会まで※期間内であれば何人でもでます。
※同じ年度内は一人1回のみ
報奨金
選手:1億円(同じレースで日本人2位以下の場合は1,000万円)監督、チーム:5,000万円(同500万円)
※対象選手は、日本陸連登録者
※期間内であれば何人でもでます。
※同じ年度内は一人1回のみ
※監督、チームの報奨金は実業団に限る
実業団選手マラソン日本記録「挑戦」奨励制度の概要
対象記録
男子:【設定A】2時間6分59秒以内 【設定B】2時間7分台女子:【設定A】2時間21分59秒以内 【設定B】2時間22分台
報奨金
選手:【設定A】1,000万円 【設定B】500万円監督、チーム:【設定A】500万円 【設定B】250万円
対象選手
実業団登録選手対象大会
男子:福岡国際マラソン、別府大分毎日マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン女子:さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン
期間
2020年東京オリンピックマラソン派遣選手選考までマラソン日本記録の報奨金1億円の税金は?
プロとそうでない場合で違うようです。プロの場合、事業所得となりアマチュアの場合、一時所得とみなされ計算されます。
事業所得あれば必要経費を引いた金額に税金がかかります。
しかし、1億円入ろうが入るまいが経費は同じだけかかるので1億円は経費を0円と考えると45%の所得税と約1割の住民税がかかり約55%税金がかかることになります。
アマチュアの場合は、一時金として扱われ1億円の約半額に税金がかかります。
するとプロの約半額で約27.5%税金がかかることになります。